【vol.48】鳴海周平の全国ぶらり旅|特別企画・モンドセレクション紀行
ヨーロッパでもっとも歴史と権威があるとされる品質選考会モンドセレクション。
私どもエヌ・ピュアは2006年に初めて「蜂っ子」シリーズを出品して以来、毎年受賞の栄誉に与り、今年5月の審査会では9年連続となる受賞が決定いたしました。
日頃ご愛飲いただいております皆様にはあらためて心より感謝申し上げます。
今回の「ぶらり旅」は、毎年ヨーロッパの各国を巡回している受賞会場から、過去に訪れた3都市を紹介したいと思います。。
モンドセレクションは、1961年に食品の品質向上を目的としてベルギー王国が始めた国際的な品質選考会です。
世界各国から出品されるさまざまなジャンルの製品を、E U が承認する公的な研究機関や各分野の専門家が審査して授賞の可否が決定します。
ヨーロッパの各国を毎年巡って開催される式典は、世界中から訪れる受賞者の賑わいと共に、半世紀以上にもわたって続いてきた歴史と権威を改めて感じさせてくれます。
2006年度 開催国 チェコ共和国 プラハ
ヨーロッパ大陸のほぼ中央に位置するチェコ共和国は14世紀にボヘミア王国の首都として栄え、国内に12の世界遺産を有しています。
中でも首都プラハ歴史地区の「王の道」は、14世紀から4世紀に亘って歴代の王が戴冠パレードを行ってきた道で、「ヨーロッパの魔法の都」「黄金の街」といった賞賛の言葉を捧げられてきたプラハを代表する観光名所となっています。
2007年度 開催国 スペイン バルセロナ
芸術の街・バルセロナ。
中でも1882年の着工から132年が経った今でも建築工事が進められている「サグラダ・ファミリア聖堂」は、芸術家ガウディが後半生のすべてを費やして建設に携わったという壮大なスケールの芸術作品です。
彼の遺したこうした芸術作品の数々は、何代にも亘ってたいせつに受け継がれており、時を経た現在においても多くの人たちのこころを癒し続けています。
ヨーロッパらしい中世の街並みと自然が見事に融合した芸術の街・バルセロナは、ピカソやミロ、ガウディなどの偉大な芸術家を育んできました。
宗教家であり芸術家でもあった出口王仁三郎の「芸術は宗教の母なり」という言葉が、こころに響く街です。
2008年度 開催国 オーストリア ウィーン
世界各地を巡る歌う親善大使「ウィーン少年合唱団」でも知られるウィーンは、ハイドンやベートーベン、モーツァルト、シューベルトなどの著名な音楽家が多数活躍した音楽の都です。
来年度は「モンドセレクション10年連続受賞」の嬉しい報告をお伝えできるよう、なおいっそうの品質向上に励んでまいります。
どうぞ今後とも末永いご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。